8. この復原力曲線は近海区域を航行する綱製貨客船の満載出港状態のものである。この曲線を用いて、旅客船の復原性基準に定める乙基準に合格するかどうかを判定しなさい。

ただし、

主要寸法Lpp×B×D×d＝100m×13.9m×6.2m×4.82m、満載出港状態における排水量（W）＝3,594t、風圧側面前（A）＝975.6m2、喫水線上風圧側面積の中心までの距離＝5.07m、横揺れ周期（T）＝10.5秒、動揺波減係数（N）＝0.02m、KG＝5.30m、TKM＝6.56m、海水流入角（θf）＝34.5度とする。

備考：

（1）下記略図に示すように海水流入角を超える復原力曲線の面積は算入しない。

（2）面積 ABC／面積 BDEの数値をC係数と称し、乙基準に合格する条件は、C係数＞1である。

（3）面積ABCと面積BDEの計算には、プラニメター又はシンプソンの第1法則を用いる。

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